司法書士事務所で働き出したら、常に鞄に入れて持ち歩いているアイテムがあります! 何が必要なのか気になりませんか?
私も働きだした頃、司法書士の先生や先輩補助者の方がボストンバック程の大きさの鞄を持ち歩いておられるのを見て、中身がすごく気になりました!
今回は、司法書士事務所で働くのに必要な必須アイテムをご紹介いたします!
アイテム その1 朱肉
司法書士の仕事で欠かせないのが朱肉と印鑑マットです。登記の書類に捺印してもらうのはとても大事な仕事になります。
司法書士も補助者も朱肉は必ず鞄の中に入ってます。
事務所で働き始めた時は印鑑を押す練習を何回もしました。印鑑を押すのって結構難しくて、初めは印影が欠け
ていたり、掠れてたりして上手に印鑑を押せなかったのを思い出します。
朱肉にも色々な種類があります。100均で買える物から1000円近くする物まで。選ぶ際に気を付けていることは、サイズです。外に持ち歩く物になるので、コンパクトサイズの朱肉がオススメです。ただし、実印は、印面が8.0㎜~25.0㎜の正方形に収まるようにという決まりがあるので、25.0㎜の印鑑が押せる大きさの朱肉は必要ですね。
次に朱肉を選ぶ際に大事な事は、速乾性のある朱肉という事です。速乾性がないと滲んだり他の書類に陰影がうつったりします。速乾性はとても大事です。
朱肉の種類に練朱肉というのがあります。たまに見かけるのですが、印影は濃くていいのだと思うのですが使いなれていないので練朱肉は上手に印鑑押せないです。
アイテム その2 砂消し
アイテムで持ち歩いてるのが砂消しです。砂消し?って思われる方もいらっしゃるかもしれないですね。
日常生活で砂消しを使う事ってほとんど無いですよね。どちらかと言うと修正テープ等を使う事の方が多いですよね。
司法書士事務所で扱う書類は契約書だったり重要な書類が多いので修正テープを使う事はNGです。
本来は大切な書類なので間違いが無いように記入しなければならないのですが、そこは人間、すごく注意をして
いても間違う事があるのですよね。委任状の日付を誤って記入してしまったり。本当に凹んじゃいます。
実は砂消しの消し方にもコツがあるんです。きつく消すと紙が破れる事もあるので砂消しは本当に優しく
消さないといけないです。一瞬みただけでは砂消しで消したと分からないぐらいです。あまり砂消しの扱いは上手になりたくないのですが、砂消しの扱いはプロ級だと思います。
砂消しの中にも種類が色々あります。普通の消しゴムの形をした長方形の物や鉛筆の形状をした砂消しまであります。
私が持っているのは長方形の砂消しです。司法書士の先生が鉛筆型の砂消しを持ってられてて使わせてもらったら使い易かったので鉛筆型の砂消しを欲しいなと思うのですが、砂消しってほとんど減らないので鉛筆型の砂消しを持てるのはいつになるでしょうか。
砂消しも絶対に使用してはいけない書類があるんです。抵当権の設定契約書です。
金融機関からローンを組んだ時に結ぶ契約書です。この契約書の日付等を誤って記入してしまった時は、お客様から直接訂正印を押してもらわないといけないです。
砂消しを使わないように慎重に注意しなければならないですね。
アイテム その3 その他
朱肉や砂消し以外にも、普段持ち歩いているアイテムは沢山あります。簡単に紹介しますね。
1.筆記用具
シャーペン、ボールペン、消しゴム、定規、ホッチキス、のり、カッター。これらの文具用具は常に持ち歩いています。
小学校の文房具セットみたいですよね。
ホッチキスは、書類をセットする際に必ず必要になります。無いと困るアイテムの一つですね。
2.補助者証
官公庁へ書類を取得しに行く時や、法務局で完了書類を受け取る際に提示を求めらるので常に持ち歩ておかないいけないです。
3.書類セット
不足の事態に備えて委任状等の押印書類セットを鞄のの中に入れています。
まとめ
司法書士補助者として働く時に持っておいた方がいいアイテムをまとめておきます。
・朱肉セット 書類に捺印してもらうに必要になります。
・砂消し いざという時のお助けアイテムとして必要いなります。
・筆記用具、補助者証、押印書類セット
司法書士事務所で働くには、色々なアイテムが必要になります。どれも欠かせない道具になります。
どこのメーカーの物がいいか。珍しい種類のアイテムを持ってられるとすごく気になったりします。
事務所で働いてみたいと思われる方は、準備しておいて損はないと思います。
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